栗(くり)
堅くて軽く、乾燥後は弾力に富む良材です。年々希少に。
栗(くり) の木材特長
栗は堅くて軽い、
水湿に耐えて腐りにくく、保存性は極めて高い材です。
乾燥後は弾力に富み、狂いの少ない良質の木材です。
残念ながら年々蓄積量が減ってきているため、現在では貴重な存在となりつつあります。
木目ははっきりしているのですが、やわらかな印象です。
心材と辺材の色調差が明らかです。
食器、家具、建築用の土台、土木材、枕木、坑木などにも使用されます。
縁起の良い栗
1年使うと「繰り廻し」が良くなる、神が「くる」など、縁起の良い材とも言われています。
私は「栗」のいわれというとおせち料理を想像するのですが「まめでくりくりかきとるように」というあの有名なフレーズです。
おせち料理には必ず使う「豆→元気で」「柿(干し柿)→豊かになるようかき取る」そして「栗」は「勝ち栗」「上手にやりくりする」との意味があるそうです。
そういった幸せないわれを感じながら毎日お使いいただけたら幸いです。