2.自然乾燥で高品質堅木材
まずは天然木の特性を見極めて木取りをします
さあ、次のわくわくの瞬間です。
丸太に鋸を入れると、美しい木目が現れます。
その木が育ってきた環境や長い歴史が伺えます。
一本の丸太をいろいろな寸法に製材していきます。
もちろん、同じものは一つもない。
丸太の特徴を見極め、適した箇所で角材、板材に分けて木取りをします。
急がずじっくりと自然乾燥して、堅牢で美しい材に仕上げます
製材した材料を野外で自然乾燥させます。
工房のある信州木曽谷は、涼しい風が通り抜ける木材の乾燥に適した地形です。
ろくろ製品にした後にも、くるいや割れがないように太い脚材などは3年以上乾燥期間を設けます。
急がずじっくりと自然乾燥した木材は、堅牢で美しい高品質な材に仕上がります。
木材の選別・製材・加工の様子など、工房通信でも紹介しています.